最初のソフトScreen Saver Stopper を公開してから２年ほど経ち、少しはサポートメールも来るようになった。この頃My Pasokon Memo を公開した。

そもそも My Pasokon Memo を作るきっかけはDeeper File Opener（今の名前はa! Menu Filer）でその使用環境を出力する機能を作ったことである。Deeper File Opener は独自の設定項目が多いソフトで、それをいちいちユーザさんにメールに書いてもらうのは結構負担になると考えていた。どうせならついでにＯＳの種類等の出力機能もつけてやれということで、この機能がついた。また Deeper File Opener 以外でも結構使えるのではないかと考え、パソコン環境を出力する機能をMy Pasokon Memo として独立させた。更に情報を取得するＡＰＩ（Microsoft が用意した関数）を調べ、レジストリを読むことが必要があると考えればそれを読み、一通りのハード・ソフト関連の情報を出力する機能を追加した。

元来ソフトのバグ修正において最も大事なことはその「再現性」にある。ソフト作者のパソコンの環境で再現できないバグはまず解消できないといってよい。よってソフトのバグを報告するときは、作者に再現してもらうように状況を説明することが大事である。

なおこの再現性の問題は一般のソフトでも一緒である。そもそもオンラインソフト作家のサポートと一般で販売しているプロダクトソフトのそれの違いは、かわいい声の女性が電話で応対してくれるという違い位だと作者は思っている。

My Pasokon Memo は地味ではあるが、結構人気があるソフトになった。

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