=========================================================================== 【ソ フ ト名】Post-Action Starter Ver.2.10 【登 録 名】Pas210.zip 【バイト 数】約 247 KByte 【著作権 者】杉山利幸 【対応 環境】Windows 7, 8.1, 10 とそれらの x86, x64 及び 11 【コード形態】Intel系 【動作 確認】自作機他 【必要ＤＬＬ】なし 【開発 言語】Visual Studio 2017 C++(MFC なし) 【掲 載 日】2022/10/22 【作成 方法】*.zip 解凍ソフトで解凍する。 【ｿﾌﾄｳｪｱ種別】フリーウェア 【ｻﾎﾟｰﾄ 会議】メールにて行います。 【転載 条件】「５．このソフトの再配布について」参照 =========================================================================== 【ソフト紹介】 画面の変化、時間のかかる処理の後の動作を定義してスタートさせるソフトです。 パソコンで時間のかかる処理をやっているとき、 それが終わったことを知らせてほしいと思ったことはありませんか？ このソフトは画面の変化、指定したプロセスの終了や新しいウインドウの表示等 の条件を指定して、そのとき事前に定義した動作を行わせるソフトです。 動作の種類として音声・動画ファイルの再生、Windowsの終了、 任意のＤＯＳコマンドを指定することができます。 また結果確認のために動作前にデスクトップの画像キャプチャーを行なわせる こともできます。 １．インストール 適当なディレクトリーを作りそこに解凍したファイルを入れます。 （PAS32.exe, PAS64.exe, Readme.txt） ２．使用法 １）PASxx.exeを起動し、ウイザードに従って条件と動作を定義して「完了」ボタンを 　　クリックします。 ２）特に「Post-Action Starter プロセスの条件の指定」画面について 　・プロセス終了：文字通りです。このチェックをはずすことはできません。 　・親ウインドウの発生・消滅：そのプロセス所有で可視の親ウインドウ（正確に 　　言えばトップレベルウインドウ）の発生・消滅を監視します。 　　例えば新しいメッセージボックス等のダイアログが表示された場合やメニュー表示 　　は親ウインドウの発生になります。 　・ＣＰＵ使用率が５秒以上０：文字通りです。 　・親・子ウインドウの文字列の変化：画面の表示文字列が変化するのを監視します。 　　アプリケーションの作り方によっては文字列が探せないことがあります。 　　（プログラマ向けコメント：ウインドウのキャプションの変化を監視します） 　どの条件を使うと良さそうかは「当該プロセスの監視テスト(C)」ボタンを 　クリックしてテストしてみてください。 ３．アンインストール インストールで作成したディレクトリを中身ごと削除します。 PASxx.exe の起動の仕方によっては他のディレクトリに Pas.ini, Capture.bmp ができることがありますので、それも削除します。 （以下"xx"はWindows の bit 数によって変わります。） ４．使用上の注意 １）32bit Windows での16bitアプリケーションは NTVDM.exe のスレッドとして 　　動作します。当ソフトでは説明の簡略化のため当該スレッドもプロセスという 　　言い方をしています。 ２）条件が成立した後、動作や画像キャプチャーを行う際には１秒程度の余裕を 　　持たせています。 ３）画面モードでは１秒おきに画面キャプチャーを行ってチェックしています。 　　また監視領域にマウスカーソルを入れても、通常は条件が成立しませんが 　　マウスカーソルが上に来ただけで変化するコントロール（例えばツールチップ） 　　もあるので注意してください。 ４）個別のアプリケーションに対してどのような条件が良いかというサポートは 　　行いません。 ５）「管理者として実行」を指定した場合には、監視も管理者として実行されます。 　　もしそうしないと実行時に昇格プロンプトが出てしまいます。 　　またプロセスモードで、管理者として実行されているプロセスは、PASxx.exe を 　　管理者として実行しないと列挙されません。 ６）一応、決まり文句をいっておきます。 　　本プログラムを試用、使用することによって起きる損害（たとえそれがプログラム 　　のバグに起因するものであっても、ドキュメントの間違いによることであっても） 　　について、著作権者は一切責任を負いませんのでそのむねご了承ください。 　　またバージョンアップ、バグ対応、サポートなどに対する責任も負わないものとし 　　ます。 ７）当ソフトに対する御意見・御感想等ございましたら、作者宛てにメールを 　　ください。 E-mail:CZQ00116@nifty.com ５．このソフトの再配布について １）友達に圧縮ファイルごとをあげること(再配布)は自由に行ってかまいません。会社 　　のファイルサーバ、イントラネットに入れる程度までの再配布は自由とします。 ２）再配布する際中身の改ざん（部分配布も含む）は当然のことながら厳禁です。 ３）サイトへの転載は不特定多数に対する再配布なので作者の許可が必要です。また 　　個人サイトへの転載は許可しません。最新版を配布できなくなる恐れがあるから 　　です。 ４）WinMX,Winny のようなファイル共有ソフトでファイル交換する再配布は不特定多数 　　に対する再配布でかつ最新版でないものの配布の可能性があるので禁止とします。 ５）雑誌・書籍に記事を載せるだけの場合は特に連絡は不要です。しかしその際に連絡 　　をして頂き１冊献本して頂けると嬉しいです。 ６）アーカイブのCD-ROM等別媒体への掲載の場合は作者の許可が必要です。サポートの 　　都合上１冊献本してください。 ６．最新バージョン 最新バージョンは以下のところにアップロードするようにしています。 杉山利幸のあとりえ http://sugiyama.world.coocan.jp/ 上記ホームページにはこの Readme.txt より最新でかつ大切な情報があります。 特に記述がある場合を除いて内容については当 Readme.txt より優先されます。 当ソフトを使用する際には見ておいてください。 特に作者にメールを出す前には必ず見てください。 ７．このソフトの歴史 Ver.1.00 2006/07/22 初公開 Ver.1.10 2006/08/26 ウイザード形式に作り直す 画面モードをサポート プロセスで「親・子ウインドウの文字列の変化」を監視する機能の追加 アイコンの変更 Ver.1.11 2007/01/27 Windows の終了でサスペンド、休止状態、再起動をサポート Ver.1.12 2007/04/21 サスペンド、休止状態が不可能のときは指定できないように改良 *.cda の再生不具合を修正 音声・動画ファイルの再生でリピート機能追加 Windows Vista 対応 ・監視と実行、テスト実行を昇格した状態でできるように変更 ・Windows Media Player では再生後自動終了ができないので、 　独自のメディアプレーヤをつくり対応 Ver.1.13 2007/07/14 Vista の場合は表示を「サスペンド」→「スリープ」に変更 Ver.1.14 2007/09/01 画面モードのとき監視・実行パラメータを保存する機能を追加 Ver.1.15 2008/09/14 プロセスモードで PID を表示させるように変更 OpenProcess の権限設定を最小化していない不具合の修正 Ver.1.16 2008/10/11 Vista で昇格中は"(昇格中)"をウイザードのタイトルに出すように変更 音声・動画ファイルのリピート再生でエラー時の処理を改良 Ver.1.17 2010/02/27 Windows 7 対応 Ver.1.18 2010/04/10 Windows Vista, 7 で休止状態の復活 Ver.2.00 2018/12/29 Visual Studio 2017 C++ へのコンバージョン Windows 8.1, 10 WOW64対応 ソースの全面見直しによる細かなバグ取りと改良（内容は細かすぎて忘れた） マルチディスプレイ対応 「待ち状態」の条件をプロセス監視する機能の削除 Windows の終了で待機時間を指定する機能追加 Ver.2.01 2019/11/16 画面モードの説明を詳しくした 「監視・実行パラメータの保存」機能でショートカット作成を必須にした ＤＯＳコマンドでアイコン化実行機能追加 共通のダイアログの位置を保存するように変更 PASxx.exe からデバッグ情報を削除しファイルサイズを減少 再起動等の特権取得時ハンドルのクローズ忘れの対応（内部処理） Ver.2.02 2020/01/25 エラー 329番対応でスクリーンセーバー抑止だけでなく電源管理も抑止するよう変更 同一監視・実行パラメーターでのショートカットを２重起動できないように修正 画面モード実行中の情報ウインドウの位置を改良 画面モードで設定した対象画面が小さい場合の対応のために青い印を表示するよう変更 Ｃ＋＋最新文法で有用な記述へ変更(内部処理) Ver.2.03 2020/06/20 保存した画面モードの設定をロードできる機能を追加 プロセスモードで条件の指定から戻ったときにプロセスが選択されるように変更 動作の指定のパラメータでツールチップで全体表示をするように変更 Ver.2.10 2022/10/22 Windows 11 対応 及び Windows XP, Vista, 8 を対応環境から削除 圧縮形式を *.cab から *.zip に変更 内部処理の UTF-16 化 電源管理抑止でバッテリー駆動時の設定も同時に変更するように修正 「サスペンド(スリープ)」の表現は無くなったので「スリープ」に統一 ディスプレイのＤＰＩが１００％を超す時の対応 ===========================================================================